明日はペルセウス座流星群が極大を迎えます

By 2022年8月11日NEWS

2022年8月11日 10時40分

明日はしぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の1つとされるペルセウス座流星群が極大を迎えます。

観測は今日の夜から明後日の夜にかけての、それぞれ21時から薄明にかけてがおすすめだそうですが、極大日である明日は満月と重なる為、出現数は例年より少なくなるそうです。(一時間当たり30個程度)ただし、昨年は極大日の1日半後に例年の極大時の2倍以上に達する予想外の活動が観測されました。

放射点である「ペルセウス座」の由来

かつてアラビアには、プレアデス星団 (M45) を中心にして、ペルセウス座を通ってカシオペヤ座までを一方の腕、くじら座のβ星とν星までをもう一方の腕とみなした、「プレアデスの両手」という意味のアッ=スライヤー (aṯ-ṯurayyā) と呼ばれるアステリズムがあった。そのため、ペルセウス座のα星、ξ星、ο星にはそれぞれアッ=スライヤーの身体の「肘」「肩」「肩甲骨」を指す固有名が付けられている。

神話

大神ゼウスとダナエーとの間に生まれたペルセウスは、セリーポス島の領主ポリュデクテースから怪物メドゥーサの首を持ってくるように命ぜられた。アテーナーやヘルメース、ヘスペリデスらから助力を受けたペルセウスは、見事メドゥーサを倒し、また海の怪物ケートスの生贄にされようとしていたアンドロメダー姫を救った。天上のペルセウスは、右手に剣、左手にはメドゥーサの首を持っている。メドゥーサの首はあまりに恐ろしく、見たものは石になってしまうという

 

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